おすすめブックジャパン

東京の読書サークル おすすめブックジャパン おすすめ本を紹介します!

ジョージと秘密のメリッサ

ジョージは10歳の男の子だけど、気持ちは女の子。親友の女の子に打ち明けられてから、少しずつ、勇気を持って劇で女の子の役を演じきる。

身近にもトランスジェンダーの人が増えてきて、理解が進んでいると感じているが、言えないことがこんなに苦しいのだとこの小説を読んで、よく分かった。
心の痛みは、並大抵なものではなかった。

ジョージと秘密のメリッサ

ジョージと秘密のメリッサ

 

BY すみっこ

 

おおきな木

 アメリカで出版された絵本ですが、各国で翻訳されている絵本です。
英語もそんなに難しくないので、洋書でも読める本ですね。
シンプルな話なのですが、愛とは何か、幸せについて、深く考えさせられる物語です。
翻訳する人によって解釈が変わるお話しなので、是非英文で読んでみてはいかがでしょうか?

おおきな木

おおきな木

 

 BY 琥珀

BASARA

1990年から『別冊少女コミック』、通称『別コミ』で連載されていた漫画。
多分日本と思われる国で、崩壊した世界で生き抜く少女のストーリー。運命の中で翻弄される少女の心の葛藤を描いた、少年漫画らしい少女漫画です。
もともとファンタジー系は好きなのですが、これは老若男女お薦めできる、ワクワクしながら一気読みできる作品です!

BASARA(1) (フラワーコミックス)
 

BY 琥珀

 

七つの会議

半沢直樹』で有名な、池井戸潤の作品です。
2011年に日経新聞電子版で連載、最近映画にもなりましたね。
大手企業のサラリーマン群像劇ですが、ある一人のサラリーマンから始まった物語が、会社を揺るがす問題につながっていく…。
自分もサラリーマンですが、集団の中での正義、責任とは何か、良心を問われる物語です。
映画もよかったですよ!

七つの会議 (集英社文庫)

七つの会議 (集英社文庫)

 

BY 琥珀